学校や教育についてコラムが読めます。

学校における知育教育

現在、日本における教育は学校教育が主軸となり、家庭における一般常識や倫理教育がおろそかになっている傾向が見受けられます。
大学受験中心の学校教育だけの問題ではなく、社会全体としてそのような傾向を推進するかのような風潮になっているのも一因として挙げられます。
そのうちのひとつが、核家族化です。
かつては祖父母が同居しながら孫に生活の知恵や一般常識を学ぶとともにお年寄りを敬う敬老の精神を自然と身につけることができるようになっていました。
しかし、核家族化で両親と子供だけの家庭が多くなると、敬老の精神を育てることができなくなります。
子供が一人の場合、両親が子供を甘やかしたり、小さなころから学習塾やお稽古事をさせる割合が高いといえます。
こうしたケースでは子供が親に当たり前に頼ることが苦手であったり、逆に親が子供を叱る事ができない、という関係になり、家庭における倫理が崩壊してしまいます。
また、子供が多くなると母親も仕事をせざるを得ない経済状況になり、やはり家庭における最低限の教育が疎かになることが見受けられます。
どちらのケースでも家庭における倫理教育がどのようになされるか、ということが最も重要な問題といえます。
高い学歴がすべてではなく、父親や祖父母を中心とした家庭でのあたりまえの生活が家庭における一番の教育になるとともに、倫理観を育むことのできる土台になっていきます。
家庭の中で我慢や妥協を身に付けながら生活することを通して、思いやりのある考え方、目上の人への対応を覚えることができるのです。